医師が実際に鍋に入れていた!乾燥する肌対策に最強の具材とは？【林修の今知りたいでしょ!】

2025年12月4日に放送の「林修の今知りたいでしょ!」

今回は「医師が実際に鍋に入れていた!冬の体を守る最強の具材」という企画で、乾燥による肌の不調という冬のリスクに対して、医師たちが実践している食材が紹介されます。

寒くて乾燥する季節、肌がカサカサで困る…

私も冬になると肌の乾燥が気になっていましたので、今回の放送内容は気になります。

というのも、実は『乾燥する肌の対策はスキンケアだけでなく、体の内側から潤い成分を補給することが大切』だからです。

しかもおいしい鍋料理で肌の調子を整えられるなんて最高!

今回の内容は、乾燥肌に悩むすべての人に有益な情報ですのでぜひ最後までご覧ください。

※放送内容に私見を加えてお届けします。

冬の乾燥から肌を守るには?

冬の寒さと空気の乾燥は、肌の水分を奪いバリア機能を低下させます。

ですので、肌の潤いを保ちバリア機能を強化するためには、日々の食事で保湿や抗酸化に役立つ栄養素を摂ることが重要です。

でも、どんな食材を食べればいいの?

そこで注目されるのが、温かくて栄養豊富な「鍋料理」なんです!

鍋料理は、さまざまな食材を一度に摂取でき、汁ごと栄養を逃さず摂れる理想的な調理法になります。

乾燥する肌のための最強具材とは？

それでは、実際に鍋にどのような食材を入れればよいのでしょうか。

番組での放送内容を含め、ここでは学術的にも効果的な具材を5つ紹介します。

①鮭

鮭は、冬の乾燥から肌を守る上でぜひ取り入れたい魚です。

というのも、鮭に含まれる豊富なオメガ3系脂肪酸(EPA・DHA)は、細胞膜の重要な構成成分で、肌の潤い保持とバリア機能強化に役立ちます。

実際に番組でも専門家の先生が入れていた食材第１位が「鮭」でした！

実際にオメガ3脂肪酸を十分に摂取すると皮膚の水分蒸散が抑えられ、乾燥しにくいしっとりした肌の維持に繋がることが報告されています。

さらに、オメガ3の抗炎症作用により肌内部の炎症が和らぎ、バリア機能がサポートされるため、乾燥や刺激から肌を守る効果も期待できます。

また、鮭の赤い身に含まれるアスタキサンチンも美肌に有効な成分です。

アスタキサンチンは強力な抗酸化作用を持つカロテノイドで、肌のバリア機能を高めて水分量を維持し、乾燥を緩和する効果が確認されています。

紫外線によるダメージや活性酸素の発生を抑え、シワやシミを防ぐ働きもあるため、冬場の乾燥だけでなくエイジングケアにも役立ちます。

鮭は美容の味方なんです!

そして、実際に専門家の先生のおすすめが「鮭とトマトの鍋」です。

というのも、リコピンにも高い抗酸化力があるし、リコピンは脂溶性なので、鮭の脂質と一緒にとることで、吸収率がアップするとのことなんです。

参考引用：林修の今知りたいでしょ

リコピンとアスタキサンチンは肌には最高の組み合わせなんです！

ゲストのドランクドラゴン塚地さんも「早速取り入れます！」とのことでした。

②こんにゃく

こんにゃくは低カロリーなヘルシー食材ですが、実はセラミドを多く含む点で乾燥肌対策に有効です。

というのも、セラミドは皮膚角質層の細胞間脂質で、水分を蓄えて肌の潤いを守り、外部刺激からのバリアの役割を担う重要成分になります。

こんにゃく芋由来の植物性セラミド(グルコシルセラミド)は経口摂取で肌のバリア機能を向上させ、保湿力を高めることが研究で示されています。

実際に食品由来セラミドを8週間継続摂取した試験では、肌の水分量が大幅にアップしたとの報告があります。

こんにゃくは内側からセラミドを補うのに有効な具材ですね！

乾燥しやすい冬に内側からセラミドを補うことで、肌の水分蒸発を防ぎしっとり感を保てるでしょう。

③にんじん

にんじんなどの緑黄色野菜には、乾燥から肌を守るビタミン類がたっぷり含まれています。

中でもβ-カロテンはにんじんの代表的な栄養素で、体内でビタミンAに変換されますが、このビタミンA(レチノール)は皮膚や粘膜を健康に保ち、肌の潤いと弾力を維持するのに必須なんです。

また、β-カロテン自体にも強力な抗酸化作用があり、肌細胞を酸化ストレスから守ってハリやうるおいを保つ効果があります。

さらに、にんじんには少量ですが、ビタミンCやビタミンEも含まれます。

ビタミンCはコラーゲン生成を助けて肌のハリを保ち、抗酸化作用で肌荒れを防ぐ栄養素ですし、ビタミンEは血行を促進して新陳代謝を高め、肌のくすみや乾燥を和らげる働きがあります。

にんじんはおいしいだけじゃないんですね！

④豆腐

豆腐は鍋料理に欠かせない定番食材ですが、美肌づくりの栄養も豊富に含んでいます。

実際に番組でも専門家の先生が入れていた食材第２位が「豆腐」でした！

豆腐の良さというのは、原料の大豆には大豆イソフラボンと呼ばれるポリフェノールの一種が含まれており、これは美肌に欠かせない女性ホルモン(エストロゲン)に似た働きを持つことがわかっています。

エストロゲンは肌の潤い・ハリを保つのに重要なホルモンで、加齢とともに減少すると肌の乾燥や弾力低下を招きます。

大豆イソフラボンを食品から摂取することで、エストロゲン低下を補い肌の水分量や弾力を維持・向上させる効果が期待されます。

加えて、豆腐は良質な植物性たんぱく質の供給源でもあります。

肌の角質層にはNMF(天然保湿因子)の一部としてアミノ酸由来の成分が含まれ、水分保持に働いていますが、十分なたんぱく質摂取はこれを補い肌の保湿力を高める助けとなります。

大豆たんぱく質は肌の水分蒸発を防ぎ、乾燥による小じわやごわつきを改善する効果も期待できるんです。

参考引用：林修の今知りたいでしょ

豆腐が鍋におすすめな理由として、専門家の先生は、

鍋の豆腐は体があったまり、血行が良くなります。そして、肌のターンオーバーが促進されるんです。

とのこと。

また、実際に京都の豆腐やさんは、「湯豆腐」に「とろろ昆布」と「ネギ」と「かつお節』をかけて食べていましたが、専門家の先生に言わせるとこの食べ方はとても良いそうです。

参考引用：林修の今知りたいでしょ

明日からでもすぐにできそう！

⑤鶏肉

鶏肉、特に手羽先や軟骨付きの部位はコラーゲンを多く含み、冬のコラーゲン鍋などにもよく使われる美容食材です。

肌の真皮を構成するコラーゲンは肌の弾力や潤いを保つ土台ですが、実際に加齢や乾燥により減少・劣化していきます。

参考引用：林修の今知りたいでしょ

ですが、食事からコラーゲン(ゼラチン)やそのもとになるアミノ酸を補給することで、肌の水分量や弾力の改善につながるんです。

実際に、コラーゲンペプチドを1日あたり2.5g、8週間摂取した研究では、頬の角質層水分量が有意に増加し、肌の弾力や荒れも改善したとの報告があります（キューサイ「研究結果にみるコラーゲンのチカラ」）。

さらに、鶏肉にはコラーゲン以外にも肌に嬉しい栄養が豊富です。

高たんぱく質で必須アミノ酸をバランス良く含み、新しい皮膚組織の再生に不可欠ですし、亜鉛や鉄などミネラル類も含まれ、肌細胞の代謝や血行促進を促します。

コラーゲンは美肌の基本ですね。

実際に番組で『専門家の先生が入れていた食材第3位』として、「手羽元」がランクインしていました。

手羽元にはコラーゲンがたっぷりと含まれており、鍋に入れることでその効果を最大限に得ることができるんです。

というのも、鍋で手羽元を食べると、手羽元に含まれるミネラルやアミノ酸、コラーゲンが鍋に溶け出し、すべてを摂取できるからとのことです。

そして、専門家の先生が「コラーゲンを効率よく摂取する方法」として紹介されたのが、

ポン酢で食べるのがおすすめです。というのも、ポン酢に含まれるビタミンCがアミノ酸からコラーゲンをつくる働きをサポートするんです。

とのことです。

博多水炊きをポン酢で食べるのは、コラーゲンも効率的に摂取できる食べ方でもあったんですね！

まとめ【鍋で内側から美肌づくりを】

乾燥する冬場はスキンケアだけでなく、体の内側から潤い成分を補給することも大切です。

今回の「林修の今知りたいでしょ!」では、医師たちが実際に鍋に入れている乾燥肌対策の最強具材が紹介されました。

今回紹介した食材には、肌の保湿やバリア機能強化に役立つ栄養素が豊富に含まれています。

鍋料理はさまざまな食材を一度に摂取でき、汁ごと栄養を逃さず摂れる理想的な調理法です。

ぜひ日々の食卓にこれらの食材を取り入れ、「食べるスキンケア」で冬の乾燥から肌を守り、乾燥に負けないしっとり肌で冬を快適に過ごしましょう。

なお、番組では、この第1位から第3位までの食材を組み合わせた最強の鍋をプロの料理人が紹介していました。

それが「今でしょ最強！コラーゲントマト豆乳鍋」です。

参考引用：林修の今知りたいでしょ

作り方は次のとおりです。ぜひ試してみてください。

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