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さつまいも、栗、キノコは美味しいだけじゃない!秋のグルメの健康パワーを解説【ホンマでっかTV】

ホンマでっかTVで紹介された秋の食材の健康パワーを紹介する記事のアイキャッチ画像
attakai
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食欲の秋がやってきました!

この季節は旬の食材が豊富に揃い、おいしい時期ですが、実は、秋の味覚はただおいしいだけではなく、私たちの体にとって驚くべき健康効果を持っていることをご存知でしょうか。

その内容を紹介するのが2025年9月17日に放送の「ホンマでっかTV」!

今回の放送では、秋の代表的な食材であるさつまいも、栗、キノコの健康パワーについて、評論家軍団が科学的な視点から詳しく解説します。

この記事では番組の内容をもとに、秋のグルメが持つ隠れた健康パワーについて詳しくご紹介します。

これを読めば、今年の秋はいつもより美味しく、そして健康的に秋の味覚を楽しめますよ!

※放送内容に私見を加えてお届けします。

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さつまいもは焼くより揚げる方が太らない?

さつまいも

番組では評論家から、

さつまいもは焼くより揚げる方が太りにくいんです

という主張が紹介されました。

この説の根拠となっているのは、血糖値の上昇度合いを示すGI値(グリセミック・インデックス)の違いです。GI値の影響は次のとおりになります。

GIが高い食品は、一気に血糖値を上昇させるため、血液中の糖を処理するために多量のインスリンが分泌されたり、分泌が追いつかなくなるということが起こります。逆にGIが低い食品では、糖がおだやかに取り込まれ、血糖値の上昇もゆるやかになるため、インスリンも分泌しすぎることなく、糖はすみやかに組織に吸収されます。

じっくりと加熱する焼き芋は、さつまいもに含まれる酵素がデンプンを麦芽糖に分解するため、糖度が増して血糖値が急激に上昇しやすくなります。

実際に、焼き芋のGI値は80以上と高く、これは白米や食パンに匹敵するほどです。

一方、油で揚げた場合のGI値は70~80程度で、焼いた場合よりもやや低く抑えられます。

この理由は油脂が加わることで糖の吸収が緩やかになるためです。

これにより「さつまいもは焼くより揚げる方が太りにくい」と考えられますが、注意点もあります。

というのも「確かに揚げることで血糖値の急上昇は抑えられますが、その代償として摂取カロリーが大幅に増加してしまう」ということです。

さつまいもの天ぷらは100gあたり約248kcalと、蒸し芋の約131kcalに比べてほぼ倍増…

つまり、血糖値の面では有利でも、カロリーの面では不利になってしまうのです。

そして、さらに良いのは「蒸した芋」!

蒸した芋はGI値が40ぐらいまで下がるそうでダイエットには一番おすすめだそうです!

さらに、

蒸した芋は「ビタミンC」が壊れず残っているので、効率よく摂取できます

とのことでした。

でんぷんが麦芽糖に変わると太りやすいが甘味を感じやすく、おいしさは一番なので、体重を気にしない場合は焼き芋もいいですね!

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さつまいもは皮ごと食べるのが一番健康に良い

さつまいものポリフェノールは皮から5mmほどの部分に集中してあるとのことです。

場所は↓です。

さつまいものポリフェノール

参考引用:ほんまでっかTV

さつまいもに含まれるポリフェノールには、老化予防や美肌効果が期待できます。

その要因は主にアントシアニンクロロゲン酸の2種類で、それぞれが健康に良い影響をもたらすことが期待されています。

また、専門家の先生からは、さつまいものポリフェノールを増やす方法も紹介されましたが、それが、

15℃前後で保存すると、ポリフェノールが増えるんです。

とのこと。熱帯の食べ物であるさつまいもを少し厳しい環境におくことでポリフェノールが増えるんです。

ただし、注意点も…

5℃以下で保存すると、さつまいもが障害を起こして別のポリフェノールができるんです。

とのことで、黒色に変色して甘みも失われ、腐ることもあるそうです。

サツマイモの保存は冷蔵庫ではなく、涼しいところが良いんですね!

栗は肥満予防が期待できる

栗

秋の味覚の代表格である栗は、実は肥満予防に大いに役立つ食材です。

そんな栗の一番の特徴は、低カロリーであること!

また、栗が肥満予防に効果的な理由は、それだけではなく、栗には食物繊維が非常に豊富に含まれています。専門家の先生からも、

栗の食物繊維はさつまいもの2倍あります。また、栗を食べたら食欲が落ちるんです。

とのことでした。

食品名カロリー食物繊維量
茹で栗152 kcal4.2 g
アーモンド609 kcal11.8 g
クルミ713 kcal7.5 g

さらに注目すべきは、栗の渋皮に含まれるポリフェノールの働きです。

栗の渋皮には、デンプン分解酵素であるアミラーゼを阻害する作用を持つ「プロアントシアニジン」というポリフェノールが豊富に含まれています。

このアミラーゼ阻害作用により、食後の炭水化物の分解と吸収が遅延し、血糖値の急激な上昇を抑える効果が期待できます。

実際にマウスを使った実験では、栗の渋皮抽出物を投与されたマウスが、与えられないマウスと比較して4〜8週間後に血糖値が20%近く有意に低下したことが報告されています。

これは、インスリンの過剰な分泌を抑え、結果的に脂肪の蓄積を防ぐという、肥満を予防するメカニズムが証明されたといえるでしょう。

また、番組では渋皮に豊富に含まれるタンニンの解説もされ、

タンニンは老化や生活習慣病の予防効果が期待できるんです

とのことでした。

タンニンは健康面でも機能性に富んでいます。タンニンはポリフェノールの一種ですので、他の多くのポリフェノールと同様に抗酸化作用などの健康機能性をもっています。昨年も和歌山県で、「種なし柿」1個分に相当する量のタンニンに悪玉コレステロール値を低減させる効果があるとして、機能性表示食品の届出がされました。

キノコは日光に当てるとビタミンDが増える

キノコ類

また、キノコについても驚きの事実が紹介されています。

それが、「キノコを日光に当てるとビタミンDが増える」というもの。

ビタミンDの健康効果は次のとおりです。

ビタミンDは、骨の健康維持だけでなく、がんや循環器疾患、糖尿病、感染症など様々な疾患に予防的に働く可能性があることを示唆する実験研究・疫学研究の報告が多数あります。

その原理ですが、キノコ類には「エルゴステロール」という物質が豊富に含まれており、この物質が紫外線を浴びることでビタミンD2(エルゴカルシフェロール)に化学的に変換されるということです。

これは人間が皮膚で日光を浴びてビタミンD3を合成するのと同じようなしくみで、収穫後のキノコに対しても有効とのことです。

実際に行なわれた実験によると、マッシュルームを夏の正午の太陽光に15〜60分ほど当てると、100gあたりのビタミンD2含有量が約10〜30μgに増加したという報告があります。

特に専門家の先生から、

最近市販されているきのこは工場で生産されるため、ビタミンDがほとんど含まれていないんです。

とのこと。ですので、買ったきのこを10分から15分日光に当てるだけで、ビタミンDの量は大きく増えるそうです。

よく考えると、干しシイタケはこの効果を最大化した食材ですね

実際に、天日干しによって水分が抜けて栄養が濃縮されるだけでなく、ビタミンD含有量が劇的に増加します。

生のシイタケのビタミンD含有量が100gあたり0.5μg程度であるのに対し、天日干しした干しシイタケでは12.7μgと、約25倍にも増加するのです。

もどすのが手間だが、その手間以上の効果が得られる!

キノコで認知障害のリスクが低下する

シイタケ

そのほか番組では、キノコ摂取が認知機能に与える影響についても詳しく解説されました。

シンガポール国立大学の研究によると、週に2回以上キノコを食べる高齢者は、週に1回以下しか食べない高齢者に比べて、軽度認知障害を持つ可能性が50%も低いという驚くべき関連性が示されています。

この効果の鍵となるのが、キノコ特有の成分「エルゴチオネイン」です。

エルゴチオネインは強力な抗酸化・抗炎症作用を持つアミノ酸系の成分で、人間は体内で合成することができないため、主に食事から摂取する必要があります。

エルゴチオネイン(以下、EGTと略す)は希少アミノ酸の一種で、
優れた抗酸化能を有した天然物です。EGTを産生できる生物は、
キノコ(担子菌類)、麹菌などの真菌類、放線菌、シアノバクテリ
アといった一部の微生物だけであり、ヒトがEGTを取り込むにはキノ
コや麹菌発酵食品などからEGTを摂取するしかありません。EGTは
1909年1に発見され、古くから知られていた物質ですが、近年に
なって興味深い性質があることがわかり、特に脳・中枢系や老化に
伴う疾患に対する効果が期待されています。

番組では「ヒラタケ」が紹介されましたが、「ヤマブシタケ」という種類のキノコも注目です。

やまぶし茸

参考引用:ホクトオンラインショップ

ヤマブシタケには「ヘリセノン類」や「エリナシン類」という特有の機能性成分が含まれており、これらの成分は神経成長因子(NGF)の合成を促すとされています。

NGFは神経細胞の成長や保護、新生を担う重要なタンパク質で、認知症の改善因子としても知られています。

実際に日本で行われた臨床試験では、ヤマブシタケの乾燥粉末を3ヵ月間摂取した18人のうち、11人に認知機能の改善が見られたという結果が報告されています。

また、動物実験では、ヤマブシタケがアルツハイマー病の原因とされるアミロイドβタンパク質による認知機能障害を抑制することも示唆されており、認知症予防への期待が高まっているのです。

▽ヤマブシダケの成分を効果的に摂取するなら粉末がおすすめです。

やまぶし茸の粉末

国産やまぶし茸粉末

まとめ【秋の食材は栄養が豊富だった!】

サツマイモを収穫する男の子

今回の「ホンマでっか!?TV」で紹介された秋のグルメの健康パワーは、有益な情報ばかりでした。

これからの季節、これらの知識を活かして秋の味覚をより健康的に楽しんでみてください。

美味しさと健康の両方を手に入れることができる秋のグルメは、心も体も満足させることができますので、食欲の秋を存分に満喫しながら、同時に健康増進も図れる一石二鳥の食生活を実践してみてはいかがでしょうか。

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