やせているのに大食い…それでも太らない女性の秘密は胃袋と血糖値にあった!その秘密を解説【ザ!世界仰天ニュース】
「ザ!世界仰天ニュース」で放送の「大食いの激やせ女子の謎」。
身長162cm、体重46kgという超ほっそり体形の女性が登場し、なんと1日に7kgもの食べ物を完食するという驚きの大食いっぷりを披露しました。
デカ盛りラーメンがきっかけで大食いに目覚めたという彼女ですが、いくら食べてもスリムな体形を維持しているんです。

そんなに食べて太らないなんて、羨ましすぎる…
その秘密は「脅威の胃袋」と「血糖値の驚きの事実」にありました。
この記事では、番組で明かされた科学的メカニズムを、最新の研究結果もまじえてわかりやすく解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
※放送内容に独自調査の結果を加えてお届けします。


\腸活を始めるなら、まずは「お手軽セット」から/
いくら食べても太らない秘密とは?(りっかさん)

身長162cm、体重46kgの「りっかさん」。
彼女の身長・体重はBMIに換算すると約17.5で、医学的には「低体重」に分類されるほどのほっそり体形です。
それなのに、1日に7kgもの食べ物を完食してしまうなんて、普通に考えたらありえないですよね。
一般的な成人女性の1日に必要なエネルギー量は約2,000kcalとされていますが、7kgの食事に含まれるカロリーはその数倍から十数倍にもなると考えられます。
それだけ食べたら、普通は確実に太りますよね…
そんな一般的には考えられない体の仕組みについて、今回はその秘密を2つ解説します。
①驚異の胃袋
まず注目すべきは、「胃袋」です。

7kgの食べ物を収めるってことは、普通の胃の3倍以上の容量になるけど、一体どうなってるの!?
実は、大食いができる人の胃には特別な仕組みがあります。
食べ物が胃に入ると、胃の筋肉が自動的にゆるんで、内側の圧力を上げずに容量を広げる「受容性弛緩(じゅようせいしかん)」という反応が起こります。さらに、食べ物が胃壁を押し広げると「適応性弛緩」という反応も起こり、胃はさらに広がっていきます。
大食いができる人は、この2つの反応が一般の人よりもはるかに強く働くため、何リットルもの食べ物を苦痛なく胃に収めることができるのです。
実際にりっかさんが5時間で「パンケーキ2.4kg」と「お寿司2.7kg」を食べた後の胃袋のMRI画像がこちらです。

参考引用:世界仰天ニュース
そして、彼女の胃袋の特徴は次の2つです。
- 皮下脂肪が少ないため、胃袋が大きく膨らむことができる
- 食べたものが腸に流れていかずにほとんど胃の中に残っている
実際に専門家の先生も、

胃が下にこれだけ膨らんでいるのは見たことがない…
とのこと。また、食べ物が胃に残ることについては、

GLP-1という食欲抑制ホルモンは食べ物が小腸に到達すると分泌されるが、小腸に食べ物が到達するのが遅いため、満腹を感じにくいのでは。
とのことです。
このことにより、りっかさんの信じられない大食いが可能となっているのです。
また、過去の「世界仰天ニュース」でも、大食い女子の胃をCTスキャンで調べたところ、お腹の半分以上を胃が占めるほどに巨大化していたケースが紹介されていましたので、こちらのぜひチェックしてみてください。

②血糖値からわかる秘密
次の登場するのは身長159cm、体重462kg、上西萌々さん!
彼女は食べているときに血糖値を実際に計測するという検証が行われました。
そして、そこで判明した「驚きの事実」が、太らないメカニズムを解き明かす重要なカギとなっています。

血糖値に秘密があるの?
通常、食事を大量に食べると、体内では次のような流れでエネルギーが処理されます。
- 食べ物の炭水化物が消化されてブドウ糖に分解される
- ブドウ糖が小腸から吸収されて血液中に入る
- 血糖値が急上昇する
- すい臓からインスリンが大量に分泌される
- インスリンの働きで余った糖が脂肪に変換されて体に蓄えられる
つまり
たくさん食べる → 血糖値が急上昇 → インスリンが大量に出る → 脂肪がつく
というのが「太るメカニズム」の基本なんです。
ところが、彼女の場合はこの流れが大きく違っていたんです!
というのも、最初の血糖値は96、それから食べている途中に計った値は86となぜかへ下がっており、また、食べ終わったときに計った値は124と、大食いをした後にしては低い値だったんです。
この結果について、専門家の先生からは、

彼女の場合はインスリンの量がとても多い。でも、ヘモグロビンA1cの値をみると、糖尿病ではない。

そのことからすると、彼女は基礎代謝が高いから太らないということでしょう。
とのこと。
具体的なメカニズムは、次のとおりです。
- 食後に血糖値が上がるのを防ぐため、インスリンがたくさん分泌される
- その効果により血糖値が下がりすぎる
- 脳が低血糖と判断して、防御反応として交感神経が活性化する
- 末梢血管が収縮して寒さや冷えを感じる
- その体を温めるために取り入れたエネルギーを消費する
- 食べたものが脂肪として蓄積されない
実際に番組でも彼女は食事中「寒くなった」と言っていました。

代謝の中でも一番エネルギーを消費するのが、基礎代謝なんです!
③その他の要因
そのほかにも考えられる要因があります。それが、最新の研究で注目されている「褐色脂肪細胞」と「腸内細菌」の働きです。
【褐色脂肪細胞の熱産生】
私たちの体には、脂肪を「蓄える」白色脂肪細胞と、脂肪を「燃やす」褐色脂肪細胞の2種類があります。
褐色脂肪細胞は、取り込んだ栄養素をエネルギーとして蓄えるのではなく、「熱」として体の外に放出してしまう特殊な細胞です。
この仕組みを「脱共役(だつきょうやく)」といいますが、わかりやすく言えば、カロリーを脂肪に変える代わりに、体温として「燃やして捨てている」ということです。
つまり、食べたカロリーが脂肪にならず、体温として消えてしまうということ!
大食いなのに太らない人は、この褐色脂肪細胞が非常に活発に働いている可能性が高いとされています。
実際に、過去の「世界仰天ニュース」でも、大食い女子の鎖骨付近をサーモグラフィーで調べたところ、褐色脂肪が活発に働いている反応が確認されています。
実際に褐色脂肪細胞を動かすことによって、体重にどのような影響があるのかの検証結果を別の記事でまとめていますので、こちらもぜひチェックしてください。

【腸内細菌「やせ菌」の存在】
さらに、近年の研究で明らかになっているのが、腸内細菌と体形の深い関係です。
神戸大学の研究グループは、「バクテロイデス」という腸内細菌が、褐色脂肪細胞の働きを活性化させて肥満を抑制することを発見しています(「褐色脂肪組織に着目した腸内細菌と肥満との新たな関連を解明」)。
バクテロイデスは「やせ菌」とも呼ばれ、食べ物を分解する際に「短鎖脂肪酸」という物質をつくり出しますが、この短鎖脂肪酸には、脂肪細胞が脂肪を取り込むのをブロックしたり、エネルギー消費を高めたりする効果があります。
大食いでも太らない人の腸内には、このバクテロイデスなどの「やせ菌」が豊富に存在していることが複数の研究で報告されており、番組の女性もその可能性が高いということです。

腸内細菌まで味方につけているということですね!
私たちも太りにくい体質に近づけるの?


結局、生まれつきの体質ということなんでしょ…
ここまで読むと、そう思ってしまいがちですが、実はそうとも限りません。
最新の研究では、食生活を変えることで腸内フローラ(腸内細菌のバランス)をある程度変えられることがわかっています(摂南大学とプリメディカの共同研究「腸活弁当」の継続摂取が腸内細菌叢に与える変化を検証」)。
「やせ菌」であるバクテロイデスを増やすためには、次のような食習慣が有効とされています。
水溶性食物繊維を積極的にとる(海藻類、大豆製品、野菜など) 発酵食品を日常的に食べる(ヨーグルト、みそ、納豆、キムチなど) 脂質の多い食事を控える オリゴ糖を含む食品をとり入れる(ごぼう、玉ねぎ、バナナ、はちみつなど)
また、褐色脂肪細胞の活性化には、肩甲骨まわりを動かす運動や、適度な寒冷刺激が効果的だとされています。

特別な体質でなくても、日々の食生活や運動で太りにくい体づくりはできるんですね!
まとめ【大食い激やせ女子の太らない秘密】

「ザ!世界仰天ニュース」で紹介された大食い女子たちの太らない秘密は、「驚異の胃袋」と「血糖値」にありました。
彼女らのような極端な大食い体質は特殊なものですが、腸内環境を整えたり、褐色脂肪を活性化させることは、私たちにもできる取り組みです。
食物繊維や発酵食品を意識した食生活と適度な運動を取り入れて、太りにくい体づくりを目指していきましょう。
まずは今日の食事から、食物繊維を意識してみることから始めてみてくださいね!




\腸活を始めるなら、まずは「お手軽セット」から/

ホワイトデー&ギフト特集はこちらから⇒Amazon特集

