夜ラーメンでも太らない!? 高島礼子さんの体形維持の秘密は「にんにく」【櫻井・有吉THE夜会】
2025年12月4日に放送の「櫻井・有吉THE夜会」
この番組では、女優の高島礼子さんが深夜のラーメンやパフェを楽しんでも太らない秘密が明かされました。

真夜中にラーメン食べても太らないなんて…羨ましすぎる!
その中にあった秘密の1つが「にんにく」です。
61歳とは思えない美貌とスタイルを保つ高島礼子さんが実践する、にんにくを活用した健康法とはどのようなものなんでしょうか?
本記事では、この番組で紹介された内容や科学的な研究結果などを基に、にんにくがなぜ太りにくくするのか、そしてアンチエイジング効果について詳しく解説します。

「にんにくを入れたら0カロリー!?」という驚きの発言も!
深夜の食事が気になる方、いつまでも若々しくいたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
※放送内容に私見を加えてお届けします。
にんにくが太りにくくする理由とは?

参考引用:櫻井・有吉THE夜会
先にお伝えしますが、にんにくには「太りにくくする可能性がある」ことが研究で示されています。ただし、劇的に痩せる魔法の食材ではなく、「脂肪がつきにくくなる体質づくりをサポートする」という効果です。

高島礼子さんが夜ラーメンを食べても太らないのは、にんにくだけの力ではなく、日頃からの健康管理に加えて、にんにくが体の代謝を整える手助けをしているからなのです。
実際に、高脂肪食を食べさせたネズミににんにく油を与えたところ、普通のエサだけを食べたネズミに比べて体重増加が著しく少なく、脂肪組織の蓄積も抑えられました。(Garlic oil suppresses high‑fat diet induced obesity in rats through the upregulation of UCP‑1 and the enhancement of energy expenditure)
また、人の体重への影響として、体重そのものは大きく変わらなくても、お腹周りが平均約1cm細くなったという報告もあります。
これは、にんにくが特に内臓脂肪の蓄積を抑える効果があることを示しています。
実際に高島礼子さんは夜ラーメンに大量のにんにくを投下していました(さらに追いにんにくまで…)。

参考引用:櫻井・有吉THE夜会
血液中の脂肪への影響
また、にんにくは血液の状態も改善します。複数の研究をまとめた分析では、にんにくを摂取した人は、摂取しなかった人に比べて、
- 中性脂肪が減少し、総コレステロールも下がり、特に悪玉コレステロール(LDL)が減少
つまり、にんにくは血液を「サラサラな状態」に近づける働きがあるということです。
血糖値を安定させる効果
ニンニクは血糖値にも良い効果をもたらします。

血糖値と体重に、どんな関係があるの?
食事をすると血糖値が上がりますが、急激に上がりすぎると、インスリンというホルモンが大量に分泌されます。
このインスリンは余った糖を脂肪に変えて体に蓄える働きがあるため、血糖値が急上昇しやすい人は太りやすいのです。
ですが、にんにくは、この血糖値の動きを穏やかにする効果があります。
複数の臨床試験をまとめた分析では、にんにくを摂取した人は空腹時の血糖値が下がり、長期的な血糖の指標(HbA1c)も改善していました。さらに、インスリンの効きが良くなる(インスリン抵抗性の改善)ことも確認されています。
つまり、にんにくは血糖値のジェットコースターを防ぎ、糖が脂肪として蓄積されにくい状態を作ってくれるのです。
にんにくの成分である「アリシン」の効果
にんにくに含まれる「アリシン」という成分は、体に良い効果をもたらします。その効果とは、
- エネルギーの司令塔を動かすこと
- 脂肪の性質を変えること
- 腸内環境を整えること
です。
エネルギーの司令塔を動かすこと
細胞の中には、エネルギーの使い方を調整する「AMPK」という司令塔のような存在がありますが、にんにくの成分はこのAMPKを活性化させます。
AMPKが働き始めると、脂肪を作る工場がストップし、逆に脂肪を燃やす仕組みがスタートします。これが、にんにくが「脂肪を作らせず、燃やす」方向に体を導く理由です。
脂肪の性質を変えること
体には「白色脂肪」と「褐色脂肪」という2種類の脂肪があります。
白色脂肪はエネルギーを溜め込む倉庫のようなもので、褐色脂肪はエネルギーを熱として燃やす焼却炉のようなものです。
最新の研究で、にんにくの成分が白色脂肪を褐色脂肪のような性質に変える(褐色化)ことがわかりました。
つまり、にんにくは「溜め込む脂肪」を「燃やす脂肪」に変身させる魔法使いのような働きをするのです。
腸内環境を整えること
最近の研究で、にんにくを与えた動物では、腸内の良い菌(プロバイオティクス菌)が増えることが確認されています。
腸内環境が整うと、栄養の吸収や代謝がスムーズになり、太りにくい体質に近づきます。
腸内環境を整える方法については、こちらもご覧ください。


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にんにくの若見え効果とは?

参考引用:櫻井・有吉THE夜会
高島礼子さんの61歳とは思えない若々しさの秘密の1つは、にんにくのアンチエイジング効果も関係していると考えられます。
実際に、にんにくは特に体の「サビ(酸化)」や「コゲ(炎症)」を防いで、細胞レベルから若々しさを保つ手助けをしてくれることが最近の研究でわかっています。
その内容を詳しく解説します。
1. 細胞の若さを保つ(抗酸化作用)
私たちの体の中では、日々「活性酸素」という物質が発生していますが、これが体を「サビさせる」原因になります。
活性酸素は、細胞を傷つけ、老化を早めますが、にんにくには「この活性酸素を除去する強力な抗酸化物質」が豊富に含まれているのです。
さらに、にんにくは体が本来持っている「抗酸化酵素」を増やす働きもあります。
動物実験ではありますが、にんにくを与えた動物の体内で、カタラーゼ、SOD、グルタチオンペルオキシダーゼといった抗酸化酵素が増加したという報告もあるのです(Therapeutic Role of Garlic Extracts in Aging and AgeRelated Diseases)。
2. 慢性炎症を抑える(抗炎症作用)
年を取るにつれて、体の中で「くすぶっている火事」のような慢性炎症が起きやすくなります。

この慢性炎症(炎症性老化)は、動脈硬化や関節炎、糖尿病、認知症など、多くの年齢関連疾患の大きな原因になっています。
ですが、にんにくには、この炎症の「スイッチ」を切る働きがあります。
にんにくの有効成分(カフェ酸、S-アリルシステイン、ウラシルなど)は、炎症のマスタースイッチであるNF-κBという物質の働きを抑制します。そして、その下流で作られる炎症性酵素(COX-2やiNOS)や炎症性サイトカイン(IL-6、IL-1β、TNF-α)の産生を減らすのです。
実際、紫外線で炎症を起こした皮膚細胞や、炎症刺激を与えたマクロファージ細胞にニンニクエキスを添加する実験では、炎症マーカーが大幅に低下したという報告がされています(Therapeutic Role of Garlic Extracts in Aging and AgeRelated Diseases)。
3. 見た目の老化を遅らせる
にんにくは、見た目の若さにも貢献します。
というのも、紫外線UV-Bを繰り返し照射したマウスの皮膚にニンニク抽出物を投与した研究では、対照群に比べてシワの形成が抑えられ、コラーゲンの減少が抑制され、皮膚の弾力性が維持されました(Therapeutic Role of Garlic Extracts in Aging and AgeRelated Diseases)。
これは、にんにくによって皮膚組織内の酸化ストレスが減少し、紫外線による細胞老化が防がれたことに起因します。
つまり、にんにくは皮膚のコラーゲン構造を守り、シワやたるみの進行を遅らせる働きがあるのです。
まとめ【にんにくで太りにくく、若々しく】

「櫻井・有吉THE夜会」で高島礼子さんが明かした、夜ラーメンでも太らない秘訣は「にんにく」でした。
科学的な研究によって、にんにくには確かに体重管理とアンチエイジングに役立つ効果があることが明らかになっています。
ただし、にんにくは魔法の食材ではありません。日々の積み重ねで、体の代謝と老化を緩やかに改善してくれるサポーターなのです。

美味しく食べながら健康的に年を重ねるために、「一日一片のにんにく」が将来の健康と若さへの投資になるんです!
そのほか、番組で紹介されていた高島礼子さんの太らない秘訣は次のとおりでした。
- 食べた分だけ歩く
- 「早歩き」と「ゆっくり歩き」を交互に繰り返すインターバル速歩で歩く
- 発声練習をしながら歩く
高島礼子さんのように、深夜の食事を楽しみながらも健康と美しさを保つために、ぜひ今日からにんにくを日々の食卓に取り入れてみてください。
2025年の最新研究で、にんにくを酵母発酵させた「酵母発酵にんにく」が、細胞内の掃除システム(オートファジー)を特に強く活性化することが判明しました(早稲田大学「酵母発酵ニンニクが細胞の健康を守る仕組みを解明」)。

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