あなたのスキンケアは間違い?友利新先生の「医学的美肌授業」まとめ【日曜日の初耳学】

2025年6月8日に放送の「日曜日の初耳学」
今回の内容は「医療の美肌熱血授業」ということで、現役の内科・皮膚科医として活躍する友利新先生による特別授業が行われる予定です。
実際に予告では、友利さんから、

いろんな美容法があると思うんですけれども、肌にいいこととかいいスキンケアっていうのは、意外と医学的に見たら間違ってるっていうところがあるんです!
と力説されており、すべての人にとって有益な方法内容だと思います。
この記事では、そんな番組で紹介された「医学的根拠に基づいたスキンケア方法の真実」などを紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
※番組の内容に一部私見を加えてお届けしています。
友利新先生ってどんな人?

参考引用:美容皮膚科シロノクリニック
友利新先生は、現役の内科・皮膚科医でありながら、美容本を18冊も出版し、YouTubeチャンネルは登録者数160万人を超える人気の美容系インフルエンサーでもあります。

参考引用:友利新公式チャンネル
そんな友利先生は、

肌は体の中で一番大きな臓器です!
と力説されていますが、実は10代の頃は深刻な肌トラブルに悩んでいたそうです。というのも、

ニキビがすごくて、起きたら枕に血がついていた…
と語られており、そんな過去があったからこそ「肌を基礎からきれいにする医学的スキンケア」の情報発信を行っています。
肌にしてはいけない!絶対NGな「3大行動」

番組で友利先生が指摘した、肌に絶対してはいけない「3大NG行動」は次のとおりです。
- 日焼け
- 乾燥
- 摩擦
それぞれの対策についての放送内容を具体的に紹介します。
1. 日焼け
日焼け対策はするかどうかで将来に大きな差がでます。
というのも、紫外線量は年々増加傾向にありますし、友利先生からも、

肌の老化は7〜8割が紫外線によるものです
とのことでした。そして、紫外線によりできた隠れシミは限界に達するとシミやシワとなって表面に現れます。
その対策としては、「日焼け止め」ですが、日焼け止めの「SPF」や「PA」という表示にも必ず注意するようにしましょう。
紫外線は波長の長さによってUV-A(紫外線A波)、UV-B(紫外線B波)、UV-C(紫外線C波)の3つの種類に分けられます。そのなかで地表に届くのはUV-AとUV-Bです。まずは、UV-AとUV-Bがどのようなものか、詳しく解説します。
〇シワやたるみを引き起こすUV-A
地表に降り注ぐ紫外線の約9割が、UV-Aです。UV-Aは波長が長く、厚い雲の層やガラスを透過して室内、車内、日陰の場所にも届くため、「生活紫外線」とも呼ばれています。
波長の長いUV-Aは、肌の奥の真皮にまで達するので注意が必要です。浴びてすぐに炎症が起きるわけではないものの、ダメージの蓄積によりシワやたるみの原因になります。
〇炎症を引き起こすUV-B
UV-Bは、太陽から降り注ぐ紫外線のなかに1割程度含まれています。UV-Bは波長が短いので、ガラスは透過せず室内には届きません。その代わり、屋外での日焼けの原因となるため、「レジャー紫外線」と呼ばれています。
波長が短いUV-Bは、皮膚の浅い部分である表皮にダメージを与えるのが特徴です。肌が赤くなりヒリヒリする「サンバーン」を引き起こすのがUV-Bで、メラニン色素が沈着してシミやソバカスの原因になります。
友利先生からも、

PAの表示も注意して日焼け止めを選ぶことが大切になります。
と強調されていました。
2. 乾燥
乾燥対策として、シートマスクを使う方が多いですが、その使い方を勘違いしている場合が多く見られます。
友利先生いわく、その誤った使い方とは、
これらに注意して、シートマスクを上手く活用しましょう。
3. 摩擦
洗顔の際にこすってしまうと、摩擦により炎症が起こり、乾燥の原因となります。特に汗をかく時期は皮脂が毛穴に詰まりがちで、ゴシゴシ洗いがちです。
そのため、メイク落としや洗顔の際は擦らないようする必要がありますが、友利先生流の正しい洗顔方法は次のとおりです。
- 皮脂の多いTゾーンから泡をのせる
- 皮脂が多い人や10代は指先でくるくると優しく洗う
多くの摩擦レス洗顔法では、擦るのは絶対NGと言っていますが、友利先生が言うには、皮脂が多い人や代謝が活発な10代は皮脂の量が多くなるため、指先でくるくると擦るのもOKとのことです。
友利先生厳選のおすすめ食材5選とは?

また、番組では、友利先生がおすすめの食材を紹介してくれました。
友利先生は、

血液こそが最高の美容液です。
と語っていました。これは、
- 血液が栄養や酸素を肌に送ってくれる
- いい血液でないとスキンケアも効果が薄い
- 糖質や脂質を摂りすぎると血液循環が悪くなり、肌に栄養が行き渡りにくくなる
という理由からですが、その血液を最高の美容液にする食材が次の5つです。
- 青魚(さば・あじ)
- 海藻類
- キノコ類
- 納豆
- キウイフルーツ
そして、特に海藻類、キノコ類、納豆、キウイフルーツに含まれる発酵性食物繊維は、医療界で今大注目の美容食材だということです。
というのも、友利先生は、

発酵性食物繊維はお腹の中で発酵し、腸内細菌のエサになり、短鎖脂肪酸を生成します。この短鎖脂肪酸が肌のバリア機能向上とシミ防止効果をもたらします。
と説明されており、「何を食べないかではなく、何を食べたかを重視する」そして、「足りない栄養素を摂るというイメージで食事を考える」とアドバイスされていました。
友利新先生の「医学的美肌授業」まとめ

友利新先生の熱血授業で明らかにしたのは、「美容業界で当たり前とされていることが、医学的には間違っている場合がある」ということです。

いろんな美容法があると思うんですけれども、肌にいいこととかいいスキンケアっていうのは、意外と医学的に見たら間違ってるっていうところがあるんです!
さまざまな情報が飛び交う現代社会ですが、この言葉通り、正しい知識を身につけて、医学的根拠に基づいたスキンケアを実践することこそが、美肌への最短ルートだといえそうですね。
今回の内容を参考に、今日からでも正しいスキンケアを始め、友利先生のような美しい肌に近づいていきましょう。
今回の授業は、友利先生が、

肌質、体質は親からの遺伝が大きいですが、娘はSNSなどでインフルエンサーやタレントを参考にします。ですが、それは間違いで、体質や住む場所、食べるものが違う人を参考にするより、実は親が昔悩んでいたことに悩むことが多いんです。ですので、似た遺伝子を持つ親から学ぶ「スキンケアコミュニケーション」をすべきなんです。
と語られていたことが非常に印象的でした。その内容を詳しく知りたい方は▼こちら▼の書籍を読んでみてください。

皮膚科医友利新先生が娘に伝えたい美容の話




父の日のプレゼントはもうお決まりですか?⇒父の日ギフトの特集はこちら!(Amazon)