味噌汁を飲むと太りにくいって本当?ザ・たっちが実際に飲んでその効果を検証【それって実際どうなの会】
2026年10月7日に放送予定の「巷のウワサ大検証!それって実際どうなの会」。
今回は「味噌汁を飲むと太りにくくなる!?」という企画で、おなじみ双子のお笑いコンビ「ザ・たっち」が体を張って検証してくれます。

味噌汁って体に良さそうだけど、飲むだけで太りにくくなるなんてホント?
そう思いますよね。味噌汁は「健康に良い」イメージこそありますが、一品増えればその分カロリーも増えるわけで、「太りにくくなる」というのはちょっと都合が良すぎる話に聞こえます。
ですが実は、味噌そのものに脂肪のため込み方や血糖値の上がり方に関わる働きがあることが、国内の大学の研究などでわかってきているんです。
この記事では、味噌汁を飲むと太りにくいと考えられる理由を科学の視点からわかりやすく解説しつつ、番組で明らかになる検証結果もお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
※番組放送終了後、放送内容も加えてお届けします。

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味噌汁を飲むとなぜ太りにくくなるのか

結論からお伝えすると、味噌汁が太りにくいと言われる理由は「カロリーが低いから」だけではありません。
味噌汁には、食べすぎを防ぐ「スープ」としての働きに加えて、「脂肪をため込みにくくする働き」、「血糖値の上がり方をおだやかにする働き」、そして「腸内環境を整える働き」があると考えられています。
ここでは、その代表的な4つのポイントを順番に解説します。
① お腹が満たされて食べすぎを防ぐ「スープ効果」
まず押さえておきたいのが、味噌汁が「スープ」であることそのものの効果です。
汁物は水分が多く、量のわりにカロリーが低い食べ物です。豆腐とわかめの味噌汁なら、1杯あたりおよそ30〜50kcalほど。それでいて温かい汁物はお腹をしっかり満たしてくれるので、そのあとの食べすぎを自然と防いでくれます。
実際に、国内外の7つの調査(合計約4万5千人)をまとめて分析した研究では、スープをよく飲む人ほど肥満の割合が低いという結果が出ています(肥満のリスクが約15%低い)。(参考:Kuroda & Ninomiya(2020)スープ摂取と肥満に関するメタ分析(ScienceDirect))

スープは「量のわりにカロリーが低い」食べ物の代表です。食事の最初に飲むと、満足感を得やすくなるんですよ。
ただし、この研究はスープ全般を対象にしたもので、味噌汁だけを調べたものではありません。そこで次からは、「味噌」が持つそのものの力を見ていきましょう。
② 脂肪をため込みにくくする「味噌」の力
味噌汁の主役である味噌は、大豆・米(または麦)・塩を、麹菌や乳酸菌、酵母の力でじっくり発酵させた日本の伝統的な発酵食品です。
この味噌について、東北大学の研究グループが興味深い実験を行っています。
高脂肪のエサを与えたマウスに、味噌を混ぜたエサを与えて8週間育てたところ、次のような結果が確認されました。(Okouchiら, 2019, Nutrients)
- 内臓まわりの脂肪の重さが減り、脂肪細胞そのものが小さくなった
- 脂肪を分解する働きに関わる遺伝子の働きが高まった
- 肝臓で脂肪やコレステロールを作る働きに関わる遺伝子の働きが下がった
- 特に「味噌+運動」の組み合わせで、脂肪をため込みにくくする効果がいちばん大きかった
研究グループは、味噌をたっぷり使っていた「1975年ごろの日本の食事」が太りにくい理由のひとつとして、味噌の存在があるのではないかと考えています。

つまり味噌には、「脂肪を作りにくく、分解しやすい」方向に体を導く働きがある可能性があるということなんです。
しかも運動と組み合わせるとさらに効果アップ!

ウォーキングなどの運動習慣がある人にはさらにうれしい話ですね!
③ 食後の血糖値の上がり方をおだやかにする
太りにくさを考えるうえで欠かせないのが「血糖値」です。
食事で血糖値が急に上がると、体はインスリンというホルモンをたくさん出します。インスリンには、余った糖を脂肪として体にため込む働きもあるため、血糖値の急上昇をおさえることが太りにくさにつながるんです。
健康な59人を対象にした国内の研究では、白いご飯と一緒に味噌汁を食べると、ご飯だけのときに比べて血糖値の上がり方がややゆるやかになる傾向が見られ、特に大豆麹で作った味噌でその傾向がはっきりしていました。(Kawamuraら, 2010, J-STAGE)
また、京都府立医科大学のグループが2型糖尿病の患者さんを調べた研究では、味噌汁を習慣的に飲んでいる女性ほど、血糖値の安定を示す数値(HbA1c)が良く、1日の中での血糖値の乱高下も小さいことがわかりました。(Takahashiら, 2021, Nutrients)
同じグループの別の研究では、味噌汁を習慣的に飲む女性は、加齢などで筋肉が衰える「サルコペニア」の割合が 18.8% と、飲まない女性の 42.3% に比べて大きく下回っていたことも報告されています。(Takahashiら, 2021, Nutrients)

筋肉は体の中でエネルギーを多く使う場所なので、筋肉を保てることは太りにくい体づくりにもつながるんです。
ただし、どちらの研究でも男性では同じような関係は見られませんでした。
この理由ははっきりしていませんが、大豆に含まれる「イソフラボン」が女性ホルモンに似た働きをすることが関係しているのでは、と考えられています。
④ 腸内環境を整えて太りにくい体に
最近注目されているのが、「腸内環境」と太りやすさの関係です。
味噌は発酵食品であることに加えて、具材のわかめ、きのこ、ごぼうなどからは食物繊維もたっぷり摂れます。
マウスを使った研究では、味噌を加えたエサを食べたマウスで、腸内細菌が作る「短鎖脂肪酸(たんさしぼうさん)」が増え、血糖値をコントロールする力が改善したことが確認されています。(Hashimotoら, 2023 ほか)
短鎖脂肪酸は、腸内細菌が食物繊維などを分解するときに作り出す成分で、腸のバリア機能を守ったり、脂肪のため込みすぎにブレーキをかけたりする働きがあるとされています。

味噌の発酵パワーと具材の食物繊維、ダブルで腸にうれしいということですね!
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気になる「塩分」は大丈夫?
ここで気になるのが、味噌汁の塩分ですよね。味噌汁1杯には、およそ1.5〜2gの塩分が含まれています。
ところが、正常高値〜軽い高血圧の人に8週間味噌汁を飲んでもらった試験では、昼間の血圧は変わらず、夜間の血圧はむしろ下がっていたという結果が報告されています。(Kondoら, 2019)
味噌に含まれる成分が、塩分による血圧上昇をおさえる方向に働いている可能性があるとされています。

とはいえ、塩分の影響の受けやすさには個人差があります。飲みすぎは塩分のとりすぎにつながるので、1日1〜2杯を目安に、具だくさんにして汁の量を控えめにするのがおすすめです。
実際に味噌汁を飲むとどうなる?

ここまで見てきたとおり、科学的には「味噌汁を飲むと太りにくい」と考えられる根拠がいくつも存在します。
ですが、実験室の話と、私たちが毎日食べる食事の話はまた別。そこで登場するのが、番組おなじみのザ・たっちによる双子検証です。
その結果については番組終了後に追記しますので少々お待ちください。
まとめ【味噌汁は「一杯足して太りにくくする」ダイエットの味方】

今回の「それって実際どうなの会」では、味噌汁を飲むと本当に太りにくくなるのかを、ザ・たっちの双子検証で明らかにしました。
味噌汁を飲むと太りにくいと考えられる理由は次のとおりです。
- お腹が満たされて食べすぎを防ぐ「スープ効果」
- 脂肪をため込みにくくする「味噌」そのものの力
- 食後の血糖値の上がり方をおだやかにする
- 腸内環境を整えて太りにくい体に
ダイエットというと、どうしても「何かを我慢する」「量を減らす」という引き算の発想になりがちです。
ですが今回のテーマは、いつもの食事に味噌汁を一杯足すという、手軽な足し算のアプローチ。

昔ながらの「ご飯と味噌汁」の組み合わせに、実はちゃんとした理由があったんですね。
まずは明日の朝ごはんに、野菜たっぷりの味噌汁を一杯加えてみてくださいね。

毎日の味噌汁なら、無理なく続けられそうですね!

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