パセリを食べれば太りにくくなる?彩り野菜の実力をチャンカワイさんが3日間検証【それって実際どうなの会】
2026年9月9日に放送予定の「巷のウワサ大検証!それって実際どうなの会」
今回は「パセリを食べれば太りにくくなる?」ということで、料理にそっと添えられている野菜が高カロリーな料理でも太りにくくしてくれるのかを、チャンカワイさんが3日間お腹いっぱい食べまくって検証するという内容です。

いつも残しちゃうあのパセリにそんな力があるの?
正直、彩を添える「飾り」だと思っている人がほとんどではないでしょうか。
ですが、パセリの栄養価を調べてみると、野菜の中でもトップクラスの数字がずらりと並ぶ、まぎれもない実力派なんです。
この記事では、番組の内容に加えて、パセリがなぜ「太りにくい体づくり」に役立つといわれるのかを、科学的な根拠とともにわかりやすく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
※番組放送後、放送内容を追記してお届けしています。
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パセリを食べると太りにくくなる理由とは?


そもそもあの小さなパセリにはどんな効果があるの?
パセリは地中海沿岸が原産のセリ科の野菜で、日本の食卓では「添え物」の代表格です。
ですが、栄養成分表を開くと、その印象は一気にひっくり返ります。
可食部100gあたりの主な栄養素は、次のとおりです。
| 栄養素 | パセリ(葉・生)100gあたり |
|---|---|
| エネルギー | 34kcal |
| β-カロテン | 7,400µg |
| ビタミンC | 120mg |
| ビタミンK | 850µg |
| 葉酸 | 220µg |
| カリウム | 1,000mg |
| カルシウム | 290mg |
| 鉄 | 7.5mg |
| 食物繊維 | 6.8g |
参考:日本食品標準成分表(八訂)増補2023年

低カロリーなのに、数字がぜんぶ高い!
しかもβ-カロテンの含有量は、生の野菜の中でモロヘイヤに次ぐ第3位。カルシウムや鉄も、野菜としては群を抜いた量です。
そんな栄養満点なパセリが「太りにくい体づくり」を後押しするといわれる理由は主に次の4つになります。
- ①アピゲニンが代謝のカギとなる物質「NAD+」を守る
②血糖値を上げすぎない体の状態を保つ
③食物繊維とカリウムで腸とめぐりを整える
④抗酸化ビタミンが代謝の土台を支える
- それぞれをわかりやすく解説していきます。
① アピゲニンが代謝のカギ「NAD+」を守る
私たちの体には、NAD+(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)という、エネルギーをつくる作業に必ず必要な”補助役”の物質があります。
例えるなら、体という工場を動かすための「電源」のようなもので、これが減ってくると、同じものを食べてもエネルギーとして燃やしきれず、余った分がため込まれやすくなります。
そして、このNAD+をどんどん分解してしまうのが「CD38」という酵素です。

CD38の働きが強すぎると、代謝の電源が落ちやすくなってしまうんです。
そして、ここで登場するのがアピゲニン!
アピゲニンには、このCD38の働きを邪魔をする(=NAD+の無駄づかいを減らす)性質があることが報告されています。
実際に、肥満マウスにアピゲニンを与えた研究では、肝臓のNAD+の量が増え、糖と脂質の代謝がいくつかの点で改善したという結果が報告されています(Flavonoid Apigenin Is an Inhibitor of the NAD+ase CD38(Diabetes, 2013))。

「燃やす力」そのものを底上げしてくれるイメージなんですね!
なお、この研究はマウスを対象にしたものですので、人への効果を証明したものではありませんが、「パセリが代謝の土台を支えてくれる成分をしっかり持っている」ということはなにかしらの効果をもたらしてくれるはずです。
② 血糖値を上げすぎない体の状態を保つ
太りやすさを左右するもう一つのポイントが、食後の血糖値です。
血糖値が急に上がると、それを下げるためにインスリンが大量に分泌され、余ったエネルギーが脂肪としてため込まれやすくなります。
さらに、インスリンが効きにくい状態(インスリン抵抗性)になると、この「ため込みモード」から抜け出しにくくなってしまいます。
そして、このインスリン抵抗性に対しても、アピゲニンの働きが報告されているんです。
広島大学と山陽小野田市立山口東京理科大学の共同研究チームは、食品由来の449種類の成分の中から、細胞のストレス(小胞体ストレス)による細胞死をもっとも強く抑えた成分としてアピゲニンを特定し、インスリン抵抗性を改善する効果を確認しています(広島大学 研究成果)。
血糖値の急上昇は体重増加に大きな影響をもたらしますが、パセリが「太りにくい体づくり」に効果的と考えらるのは、こうした背景があるからなんです。
③ 食物繊維とカリウムで、腸とめぐりを整える
パセリは100gあたり食物繊維6.8g、カリウム1,000mgと、こちらも野菜の中ではトップクラスです。
そんな食物繊維ですが、食物繊維は糖や脂肪の吸収をおだやかにし、腸内環境を整える働きがあります。
一方のカリウムは、余分なナトリウム(塩分)を体の外に出す働きがあるため、むくみの改善が期待できます。

おいしい料理は塩分も多くなりがちですので、カリウムの多い食材を添えるのは、理にかなった食べ方なんです。
また、体重は、脂肪だけでなく「水分」でも動きます。
むくみが取れることで見た目や体重に変化が出やすいのも、パセリの効果の1つなんです。
④ 抗酸化ビタミンと香り成分が代謝の土台を支える
パセリはβ-カロテン、ビタミンC、ビタミンEといった抗酸化ビタミンをバランスよく含んでいます。
この抗酸化力も重要なポイントです。
というのも、体の中で酸化ストレスが増えると、代謝の働きも落ちやすくなるため、抗酸化力の高い食材を添えることは代謝サポートになるんです。
また、パセリ特有のあの爽やかな香りは、アピオールなどの精油成分によるもので、口臭予防や食欲増進、疲労回復などの働きがあるとされています。

「ニンニク料理のあとにパセリ」って実は理にかなってたんですね!
パセリの効果を引き出す食べ方のポイントとは?

パセリの効果を最大限得るためには、食べ方も重要になります。
というのも、これまで紹介した数字はすべて「100gあたり」のもの。お皿に添えられた1本(およそ2〜3g)では、さすがに量が足りません。

じゃあ、どうやって食べればいいの?
ポイントは、「刻んで料理に混ぜること」
具体的な食べ方は注意点は次のとおりです。
・細かく刻んでスープ、パスタ、チャーハン、サラダにたっぷり混ぜる
・オリーブオイルなどの油と一緒にとる(β-カロテンは脂溶性のため吸収が上がる)
・洗うときは手早く(カリウムやビタミンCは水に溶け出しやすい)
・忙しい日は乾燥パセリやパウダーをひとふり
| 食べ方 | 栄養のとりやすさ |
|---|---|
| 生で刻んで混ぜる | ◎ ビタミンCもカリウムもそのまま |
| 油と一緒に加熱する | ◯ β-カロテンの吸収が上がる |
| 長時間ゆでて汁を捨てる | △ 水溶性の栄養が流れ出る |

「みじん切りにして冷凍しておく」と、使いたいときにパラパラと足せるので続けやすいですよ。
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実際にパセリを食べると体重はどうなった?

ここまでパセリの実力を解説してきましたが、では実際に、パセリを添えながら高カロリーな料理をお腹いっぱい食べ続けたらどうなるのか?
おなじみのチャンカワイさんが、3日間かけて体を張って検証してくれます。
今回の検証ルールは、「高カロリーな料理を3日間お腹いっぱい食べる。ただし、毎食パセリを一緒に食べる」というもの。
そんな気になる検証結果については、番組終了後に追記しますので、少々お待ちください。



まとめ【パセリで太りにくい体づくりを!】

パセリが「太りにくい体づくり」を後押しするといわれる理由をまとめると、次のとおりです。
- ①アピゲニンが代謝のカギとなる物質「NAD+」を守る
②血糖値を上げすぎない体の状態を保つ
③食物繊維とカリウムで腸とめぐりを整える
④抗酸化ビタミンが代謝の土台を支える
そして、その力を引き出すコツは、パセリの摂取量を増やすために「刻んで混ぜること」

もう、お皿の隅に残しておけないですね!
スーパーで100円前後で買えて、刻んでかけるだけ。これほど始めるハードルが低い健康習慣も、なかなかありません。
今日の食卓からさっそくパセリを加えてみてくださいね。
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