揚げ鶏と茹で鶏、茹でのほうが太りにくいというのは本当か?ザたっちが体を張って徹底検証【それって実際どうなの会】
2026年6月17日に放送予定の「巷のウワサ大検証!それって実際どうなの会」。
今回は「揚げ鶏VS茹で鶏 太るのはどっち?」という企画で、双子のお笑いコンビ「ザ・たっち」が体を張って検証してくれます。
「ヘルシーといえば茹で…でもそれって本当なの?」という、一度は気になる素朴なギモンに迫る企画です。

でも、揚げと茹で、ヘルシーなのは茹でって聞くけど、同じカロリーなら結局同じなんじゃないの?
そう思う方も多いのではないでしょうか。
しかし、最新の食品科学では「同じカロリーでも、調理法によって体への影響は大きく変わる」ということがわかってきています。
この記事では、茹でた鶏肉のほうが太りにくいと考えられる科学的な理由を解説しつつ、番組で明らかになる検証結果もお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
※番組放送終了後、放送内容を加えてお届けします。


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ゆでる方が太りにくい理由とは

そもそも、なぜ「揚げ物より茹で物のほうが太りにくい」と言われるのでしょうか?
その理由は、単に「油を使わないから」というだけではありません。最新の食品科学の視点から見ると、茹で調理には太りくくする4つの事実があるからなんです。
それぞれを詳しく解説します。
① 揚げ調理は「水分と油の置き換え」でカロリーが激増する
揚げ調理の最大の特徴は、160度から180度という高温の油の中に食材を入れることです。
このとき、食材の中で起きている現象を一言で表すと「水分と油の置き換え」になります。
というのも、油の温度は水の沸点である100度をはるかに超えているので、食材の中の水分は一気に水蒸気となって外へ逃げ出します。そして、その水分が抜けた空間に対して、周りの高温の油が毛細管現象でぐいぐい吸い込まれていくのです。

つまり、油が食材の中に強制的にしみ込んでいくということなんです。
しかも、油は1gあたり9kcalと、三大栄養素の中で最もエネルギー密度の高い栄養素です。これに対して、糖質やタンパク質は1gあたり4kcalしかありません。
つまり、揚げ調理は「水分(0kcal)を抜いて、油(9kcal/g)を充填する」という、カロリー増加装置のような働きをしているのです。
実際に、鶏肉のカロリーは次のような違いがあります。
| 鶏肉の状態(100gあたり) | カロリーの目安 |
|---|---|
| 鶏もも肉(皮なし・生) | 約113kcal |
| 鶏もも肉の茹で | 約141kcal(重量減少のため濃縮) |
| 鶏もも肉の唐揚げ(皮つき) | 約307kcal |
| 鶏もも肉の唐揚げ(皮なし) | 約249kcal |
| 鶏のから揚げ(一般的) | 約277kcal |
※参考:文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)」、カロリーSlism

唐揚げにすると鶏もも肉のカロリーが約3倍近くにまで膨れ上がっている…
② 茹で調理は「余分な脂が湯に溶け出す」
一方で、茹で調理の最大の魅力は、なんといっても「食材から脂が抜けていく」ということです。
水を熱媒体に使う茹で調理では、温度は最高でも100℃までしか上がりません。
そのため、揚げ調理のように外から油を加える心配がなく、反対に食材が持っている動物性脂肪が湯の中に溶け出していきます。

動物性脂肪は40℃から50℃くらいの比較的低い温度で溶け始めるんです。

しゃぶしゃぶのときに、豚バラ肉や牛肉を茹でると、お湯の表面に黄色い脂が浮いてきているのが、まさに食材から脂が抜けている証拠!
つまり、茹で調理は「生のときよりも、調理後のほうがカロリーが減る」という、ダイエット中にはこれ以上ないくらいうれしい現象が起こる調理法なのです。
③ 揚げ調理は「焦げ目(AGEs)」が代謝を狂わせる
また、揚げ物の最大の魅力は、あの香ばしいきつね色の衣!
ですが、実はあれ、食品科学では「メイラード反応」と呼ばれる化学反応によって生まれる色と香りです。
メイラード反応は、パンの耳の茶色や焼いた肉の香ばしさをつくり出すものですが、この反応の過程で「AGEs(終末糖化産物)」という物質が大量に生成されてしまうのが厄介な点になります。
体内で糖化が進むと過剰になったAGEsはさまざまな臓器に蓄積し、動脈硬化など老化が原因で起こる病気のリスクを高めます。
このAGEs、体内に取り込まれると慢性的な炎症を引き起こして、インスリンの効きを悪くする(インスリン抵抗性)ことが研究でわかってきているんです。

インスリンは別名「肥満ホルモン」とも呼ばれており、その働きが悪くなると、体は脂肪を強制的にため込み、しかも一度ついた脂肪を分解しにくくなるという、ダイエットの大敵となる状態に陥ります。
④ 茹で料理は「かさ増し効果」で満腹感が出やすい
そして、茹でることにより料理の体積は大きくなります。
というのも、茹で調理では、お米や麺類、野菜、お肉などが水分を吸って膨らみます。これにより、料理全体の体積が大幅に増え、同じカロリーでも見た目のボリュームがアップします。
人間の満腹感は、実は血糖値だけでなく、胃壁が物理的にどれくらい伸びたかによっても感じ取られています。

胃が物理的に膨らむと、脳に「もうお腹いっぱい」というシグナルが送られて、満腹感を得られるんです。
つまり、茹で料理は「少ないカロリーで、しっかり満腹になれる」という、ダイエットの理想的な食事スタイルを実現してくれるということです。
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揚げと茹で…実際に太りにくかったのは

科学的には、ここまで解説してきたとおり「茹で鶏のほうが太りにくい」と考えられます。
しかし、ザ・たっちのお二人の検証では、通常の量の揚げ鶏を食べる方と、たっぷりの茹で鶏を食べる方にわかれて検証するものです。
この検証結果については、番組終了後に追記しますので、少々お待ちください。
まとめ【調理法を変えるだけで太りにくくなる!】

今回の「それって実際どうなの会」では、同じカロリーの揚げ鶏と茹で鶏、どちらが太りやすいのかをザ・たっちの双子検証で明らかにします。
科学的には、茹でた鶏肉のほうが太りにくいと考えられ、その理由としては次のとおりです。
- 油を加えないため、揚げ物のような大幅なカロリー増加がない
- 食材の余分な脂が湯に溶け出すため、生のときよりカロリーが減る
- AGEs(終末糖化産物)の生成が抑えられるため、代謝が狂いにくい
- 水分を含んで体積が増えるため、少ないカロリーでも満腹感を得やすい
今回の検証から学ぶことは、ダイエットに取り組むなら「何を食べるか」だけでなく「どう調理するか」にも目を向けること!

カロリーの数字だけにとらわれず、調理法にも意識して体重の管理するのが効果的だということなんですね。
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